生豆までのドラマ
国 | インドネシア | 標高 | 1200m-1400m |
---|---|---|---|
エリア | リントン ニフタ地区 | 品種 | ティピカ亜種 |
農園名/WCS | 生産処理 | スマトラ式 |
理想形のマンデリンを目指したこだわり
「マンデリン」とはそのまま特定のコーヒー生産地を表す名称ではなくスマトラ島北部で生産されるアラビカコーヒーの総称で、一種のブランド名であります。
マンデリンと名のつく商品の生産地としては、広大な北部スマトラ地区の全域となり、小規模農家からの集約によるため地域による、バラツキが発生し品質コントロールが非常に困難なところであります。
このリントンニフタ地区の豆においては、理想形のマンデリンを目指して、良質なコーヒーエリアから集約された吟味を重ねた原料手当を行なっております。
最終工程の徹底した入念なハンドピックで高いレベルでの均質効果を目指しております。
こだわりの独自の精製プロセス
コーヒー豆は、リントン・二・フタ地区の限定された集荷業者からの原料のみ使用しております。
産地において果肉を剥いて水洗まで行ない、ウェットパーチメントの状態でメダンの輸出業者工場(エカヌサジャヤ社)へ気温の低い早朝の時間帯に輸送されております。
乾燥工程は、輸出業者に入荷された原料はその日のうちに加工されております。
ウェットパーチメントはまず3時間ほど(天候により変動)天日乾燥されます。 その後、脱穀機を使いパーチメントが剥かれます。
パーチメントが剥かれグリーンの状態で床上げのスクリーンを用いた乾燥を採用しております。 時間にして 2-3 日程度をかけております。
均一に乾燥された生豆は、人力により G1 レベルよりさらに厳密なスペックに基づき徹底して欠点豆が除去されていきます。
これにより、強い甘味を保ちながらクリーンな味わいに仕上がった個性豊かなコーヒー豆になります。
焙煎豆のプロファイル
焙煎度合い | 中深煎り | フレーバー | アーシー、アップル、チョコ |
---|---|---|---|
カッピングコメント | 重厚なボディと苦味 独特な苦味と風味が続く余韻 |
コーヒー焙煎では強めな個性を活かして
コーヒー焙煎では、苦味を中心として構成した味と香りのバランスを考えた焙煎度合いとプロファイルに仕上げております。
焙煎時間はトータルで14分前後で引き上げております。
このコーヒー豆の個性の要であるアーシー風味を活かしつつ苦味を中心とした味わいに仕上げるため、前半は釜熱を利用した焙煎アプローチを採用しております。
焙煎後半は、カラーチェンジしたくらいから一気に熱風量を増やして味と香りに関わる熱反応を意図的に起こしております。
2ハゼを超えてからは、ダークローストにならないように香りを速やかに発達をさせて引き上げまでスピーディーにしております。
このコーヒー豆のオススメのコーヒー器具での淹れ方
焙煎師よりコメント
・ご注文者さまと異なるご住所、ギフトとしてのお届けの場合は、商品に納品書を添付致しませんので、必要な方は備考欄に記載下さいませ。
・
この商品との組み合わせで
こんな商品も買っています
こんな商品も買っています
-
5,500円(税500円)
-
SOLD OUT
-
6,050円(税550円)
苦味の強さと個性あるアーシーさを強調したコーヒー
見た目の褐色具合いからは想像出来ないくらいのクリーンさがありながら、個性的なアーシーさが目立ちます。
このコーヒーのアクセントは、焙煎グラデーションを意識しており、外見は中深煎りですが中身は中煎りで酸を残しつつアップルフレーバーを何気に感じるので、苦味だけでなくフルーツやアーシーの余韻も残す繊細さも兼ね備えた複雑味のあるコーヒーに仕上げております。
ブラックのコーヒーでも、スイーツとのペアリングコーヒーでもお楽しみ頂けます。